Aさんは猫を飼っていました。
その日の深夜、猫は寝ているAさんの顔にトントンと触れてきたそうです。
Aさんは
「やめて」と猫を振り払いましたが何度も触れてきたそうです。
起しているように思えたので、
Aさんが起きると猫は窓の方を見ていました。
「何かいるの?」
と言いかけた時。
突然、猫がAさんを守るように前に入り、
窓に向かって『フギャァァ!』と、
今まで聞いたことない声で威嚇していました。
ただことではないと思い、慌てて電気をつけました。
猫は窓に耳を伏せて毛を逆立て臨戦態勢。
窓の向こうには何もいなかったです。
数分後、猫は何もなかったようにその場を立ち去りました。
Aさん曰く、あの時は結構怖かったそうです。