よくテナントが入れ替わる店があると思います。

「あれ?この間、ここ花屋じゃなかったかな?」とか、

「違う名前のラーメン屋に変わってる」など。

お客が来てないなどの理由だと思います。

こういうことはよくあることですよね。

Aさんの近所にもよくテナントが入れ替わる店があるそうです。

Aさんが憶えている限りでは、【花屋】【総菜屋】【ラーメン屋】【パン屋】【カフェ】【喫茶店】

【ハンドメイドのお店】という変遷を辿っていたそうです。


しかし、状況が少し変わっておりどのお店も人気があるのに続かないとのこと。

ある時、ラーメン屋が入っていました。

昼夜行列ができるほどの人気があり二店舗目ができるほどでした。

ですが、二店舗目ができてすぐにそこを閉め移ったそうです。

また別の時、パン屋が入っていた時も同じような状況で、

そのパン屋はそのお店の近くに店舗を移したそうです。

Aさんはそのパン屋の店主と知り合いだったので理由を聞くと、

「あそこの店気持ちが悪い。作っている時にどこからか視線を感じる」とのこと。

カフェの店主と喫茶店の店主にAさんは『この店』のことを訊いてみると、

同様に「どこからか視線を感じ、気持ちが悪い」とのこと。

そのお店では特に『何かあった』という噂は聞いたことがないそうです。

そのお店で感じる視線の正体は一体何なのでしょうか・・・