警備の仕事をしているAさんの話です。

Aさん自身、普段は商業施設に勤務していたのですが、

市立の図書館が欠員が出たためそっちの方に異動となったそうです。

図書館の勤務は開館前と閉館後が主に仕事が多く、

開館したらずっと警備室で防犯カメラを見る、

それだけでした。

閉館時間になり図書館内に来館者が残っていないか巡回していた時です。

図書館に来る人には様々な人がいて、

ベンチで横になって寝ているおじさんがいたり、

キッズプレイルームの遊具の中に隠れているお子さんがいたり、

閉館しているのに平然と本を読んでいるおばさんなど。

そういう人たちを帰すのは結構大変だったそうです。

そして、地下駐車場の巡回をしている時、

「アハハ、ハッ、ハッ、ハッ、ハー」と、

笑い声が響いてきたそうです。

男の人と女の人が二人で笑い合っているように聞こえてきたそうです。

『はぁ。まだ誰かいるのか?』とAさんはうんざりしながら、

「閉館時間は過ぎてます!お帰り下さい!」と言いながら地下駐車場内を巡回し始めました。

ですが、姿が見えません。

『あれぇ?』と思いながら地下駐車場を一周してしまいました。

なのに、「アハハ、ハッ、ハッ、ハッ、ハー」という笑い声が。

あの声は一体何だったのでしょうか・・・

ちなみにその日以来、あの笑い声が聞こえてくることはなかったそうです。