Aさんが高校生の時に体験した話です。

Aさんは父親、母親、妹と一緒に一軒家に住んでいました。

その日の夕方、Aさんは2階にある自分の部屋でゲームをしていました。

「A君!」と、1階から声が。

誰の声かはわからなかったそうですが、両親のどっちかの声のように聞こえたそうです。

ゲームをしながらAさんは「何!」と返事をしたそうです。

すると、また「A君!」と声が。

母親?のような声だったそうです。

ゲームで手が離せないAさんはイライラしながら「だから、何!」と叫びました。

それでも「A君!」と声が。

今度は父親?のような声が。

しばらく、そのやりとりが続いたそうです。

あまりのしつこさに我慢の限界がきたAさんはゲームをやめ、

自分の部屋を出て「だから、何なんだよ!」と1階に怒鳴ったそうです。

その瞬間、隣の部屋にいた妹が「うるさい!」と出てきました。

妹はAさんに「さっきから一人で何やってんの!」と。

Aさんは1階から両親がしつこく呼んでくると伝えると、

妹は困惑しながら「そんなはずないでしょ。二人は朝からおばあちゃん家に行ったんだから」と。

そしたら、一体誰が1階からAさんを呼んでいたのでしょうか・・・