Aさんが小学生の時の話です。
夏休みに祖父の家に帰省したそうです。
祖父の家の裏は山で、Aさんは帰省すると必ず山に入って遊んでいました。
その日、Aさんは夏休みの宿題でもある自由研究を兼ねて、
祖父と一緒に早朝に山でバードウォッチングに行きました。
双眼鏡で木の上にいる鳥を探していると違和感を感じました。
そして、それを認識してAさんはゾッとしたそうです。
夏休みに祖父の家に帰省したそうです。
祖父の家の裏は山で、Aさんは帰省すると必ず山に入って遊んでいました。
その日、Aさんは夏休みの宿題でもある自由研究を兼ねて、
祖父と一緒に早朝に山でバードウォッチングに行きました。
双眼鏡で木の上にいる鳥を探していると違和感を感じました。
そして、それを認識してAさんはゾッとしたそうです。
それとは、木陰からこちらを覗いている青白い顔。
目が合った瞬間ニヤリと笑ったそうです。
Aさんは驚いて双眼鏡を投げ捨ててしまいました。
祖父が「どうした?」と尋ねたので、
起きたことを話すと「錯覚だろう。たまにそう見えてしまうもんな」と笑われてしまいました。
言いようもない恐怖を感じ祖父を説得してすぐに山から下りました。
それ以来、祖父の家の裏山には入らなくなりました。
あの顔は錯覚だったのか、それとも・・・